米Microsoftは12月8日(日本時間)、「Windows Subsystem for Android」の「バージョン 2211」(v2211.40000.7.0)を公開した。まずは「Windows Subsystem for Android Preview Program」の参加ユーザーに対し提供される。
「Windows Subsystem for Android」(WSA)は、Windows 11でAndroidアプリ・ゲームを動作させる技術「Android Apps on Windows 11」の基盤。「Amazon アプリストア」からAndroidアプリをインストール・実行するときに必要なLinuxカーネルと「Android 12.1」、「Hyper-V」仮想マシン、ARM向けバイナリをIntel/AMDデバイスで動作させる「Intel Bridge Technology」(Intelと共同開発)などが含まれており、キーボード操作をゲームパッドへ変換するといった互換性(Shim)機能なども担う。
今回のアップデートの内容は、以下の通り。
・「Android 13」へのアップデート
・自動化のために「WSA」をシャットダウンするコマンドを新たに追加
・起動速度の改善(50%、P10の場合)
・マウスクリック入力の改善
・クリップボードの安定性の改善
・アプリケーションのリサイズ機能の改善
・「Android 13」対応へ「Intel Bridge Technology」を更新
・Windowsでメディアファイルを開く際の信頼性の向上
・ショートカットをサポートするアプリケーションのジャンプリストエントリ
Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。